産地情報
ベネズエラは「カカオの聖地」とも言われ、ベネズエラのカカオ豆でチョコレートを作るとなると、いつも以上に気合が入る、というショコラティエも多くいらっしゃいます。さらには輸入が難しく、業界ではベネズエラのカカオ豆は特別な位置付けです。 パタネモのカカオは、ナッツのような風味とクローブやスパイスのような自然でユニークな風味を持っており、これらは手作りのビーントゥバー製法によってさらに味わい深くなります。 こちらは、日本ソムリエ協会会員の松尾恵理子さんによる記事です https://note.com/erinporin/n/nd7e1d04ba8c7 パタネモ村は貴重な野生のカカオを育てあげて生計を立てています。古来から伝わる栽培・乾燥・発酵方法を行っているため、日本に輸出できる品質のものは収穫量の5分の1まで減ってしまいます。この状況をベネズエラ中央大学と相談した所、特別講義を検討くださることになり、村人たちは大きく夢を膨らませていますが、研修費用がありません。なんとかその夢を支援をしたいと活動をしております
基本データ
地域 | カラボボ州パタネモオ村 |
---|---|
品種 | クリオロハイブリッド |
発酵方法 | ボックス法(木製) |
発酵日数 | 5-6日間 |
攪拌 | 24 / 48 / 48 / (24) (h) |
乾燥方法 | セメントパティオ ・ セメント屋根 |
乾燥日数 | 通常6日 |
水分値 | 7.5%以下 |
---|---|
選別 | 目視選別 |
認証 | ダイレクトトレード, 認証なし |
その他 | パッキング前カットテスト |
フレーバー | ナッツやシナモン、スパイス |
国内生産量 | 18,000トン(2021) |
収穫期 | メイン12-3月 サブ 6-7月 |